ANA国内線【PR】

オット、ウルトラを制す


数あるウルトラマラソン大会の中で
「野辺山を制する者はウルトラを制す」と言われるように
その過酷さにおいて頂点に君臨する大会の一つである
「星の郷八ヶ岳野辺山高原100キロウルトラマラソン」。
野辺山駅のすぐ近くにある場所から朝5時にスタートして制限時間は14時間
一番高い地点は横岳の中腹で1908mとなるコースのほとんどが上り下りで
スタートと同じ場所に戻ってくるコース。
オットは富士五湖チャレンジの100キロは完走しているものの
コースの過酷さを考えるとかなり不安だったのですが
なんとか13時間ちょいで完走することができました。
この大会、100キロのコースを走るのは約1800人で
なんとそのうち60歳代・70歳代が170人弱で40代以上だと1273人もいるのです。
びっくりするのは60歳代女性が10人、70歳代女性1人!!

最近はTVなどで東京マラソンが中継されたり
いろいろ華やかで楽しそうな話題の多いマラソン大会ですが
ウルトラマラソン大会はそういうわけにはいきません。
参加人数こそガンガン増えているようですが、何しろ大会の多くは自然が多く人の少ない地域。
歩道のある場所は歩道を走りますが、交通規制のまったくしていない歩道のない道を
車に注意しながら走る場所がほとんどです。
そして野辺山のように山間部のコースとなれば応援者も要所要所にしかいないし
最初はたくさんで走っていたランナーたちもそれぞれの走力に合わせてどんどんバラバラになり
孤独な自分との闘いになっていくわけです。
コースは長い登り坂で自然と下を向いてあえぐように登ります。
よく「折れない心」という表現を聞きますが
たぶん心なんぞは前半でボキボキと折れてなんとか立て直し
また折れては立て直しの繰り返しだと思います。
肉体的限界がとっくに訪れている中で
足を動かしているのは精神力でしかないな・・・と見ていて思います。

いくつかのエイドに先回りしてオットを待つ間に他のランナーを応援するのですが
あまりの辛そうな姿に、普通にしている自分が
気軽に声援を送っていいのか罪悪感を感じるほどです。
わかちあえなくてゴメンナサイ・・・という気持ち。
見ず知らずのランナーにオットに対するのと同じように心からの激励の気持ちがわいてきます。
みんな本当にスゴイ。

前日は、本当はキャンプ場に泊まるはずでしたが
寸前になって夜中の出入りが禁止ということがわかり
急遽マラソン応援プランのあるペンションに申込み。
会場に近い野辺山の宿は旅行会社や主催者などが
宿泊のあっせんを行っている都合で勝手に予約ができず
またそういうあっせんのプランだと出走者だけしか泊まれなかったり相部屋だったりと
あまり使い勝手が良くないので利用しません。
でも今回のペンションは野辺山からちょっと離れた甲斐大泉という駅に近いペンションで
あっせん宿ではなく、たまたままだ空きもあってセーフ。
夜中の出発もOKで朝ごはんはおにぎり弁当にしてくれて本当に快適な前泊となりました。

そして朝5時のスタートを見送って、近辺の場所で応援した後は次の応援10時までヒマです。
本当は下調べしておいたコースをジョギングするように
トレーニングウェアも持って行ったのにシューズを忘れ・・・
仕方なく駐車場の車の中で約2時間仮眠したり読書をしたり。
そしてスタートから42キロ地点にあるポイントに応援しに行き
またしばらくはフリータイムとなるので1人で小淵沢まで足を延ばしてみました。
そして今度は16時に87キロ地点のポイントで応援して、あとはゴール付近で最後の応援。
私としてはかなり楽な応援となりましたが、なんだかんだで車での移動距離は100キロ近く。
その移動途中でランナーの走っているコースを何度か通りましたが
とにかく景色・眺めが良く「走ってたら気持ちいいだろうなあ」などと思ってしまいました。
オットは「景色どころじゃなかった」と。

観光で行くのとは違って一人で淡々と移動していることで
自分が地元に住んで生活の中で移動しているかのように感じました。
そういう気持ちの中で見る八ヶ岳の美しさはかなり感動的で
野辺山・清里・大泉あたりだったら移住もありかも・・・と思いました。
ここ数年富士山を間近で見ることがとても増えているのですが
富士山の美しさとはまったく別ですね。
昨今では清里と聞くとすっかりすたれたイメージがあったのですが
やっぱり良い場所ですね。
逆に華やかだった時代はどんなにかその景色と不似合だったのではないかと
今の清里が好きになりました。
でもやっぱりオンシーズンは多少にぎやかなのかな。


19時がゴールの制限時間の中、予定通りの18時ちょいにゴールしたオット。
ゴール直後は笑顔で元気にしていましたが
着替え終わった頃には足が固まりだしてそろーりそろーりとしか歩けず
そんなオットを乗せて中央高速で帰ったのですが、途中談合坂のSAに寄ったら
同じようにそろーりそろーり歩いている人たちが何人かいました。
でも同じ日に富士山近辺で行われた日本最高峰のトレイルレースも行われており(UTMF)
「UTMF?」
「野辺山!」
というような暗号会話が行われそうだね、と話しておりました。

そんなスバラシイウルトラランナーたちを間近で見て
毎週の10キロジョギングがんばろーっと!とレベル違いな決意を胸にするのでした。

# by kametan2005 | 2012-05-22 12:09 | ランニング・マラソン

2012年GW

今年のGWはめずらしく休出なし(1日自宅待機日あり)で
9連休を丸々自由に使えました。
4月28日(土)・29日(日)はおなじみ田貫湖でキャンプ。
普段一般的なシーズンオフの時期に
テントサイトはスカスカの状態でキャンプしていた私たち。
GWのあまりの混みように度肝を抜かれました。
もちろん混んでいることは予想して行きましたが
私たちの予想を軽く超えるほどの混み方だったのです。
でも今までに経験したことのないほど暖かくて
夜のたき火も暖を取るためではなくて単に火を楽しむため。
私たちが行く11月~4月は夕方5時~翌朝8時まで
寝袋に入っていても寒いほどの寒さなので(笑)。
キャンプを始めてしまえばテントや人の多さは気になりませんでしたが
夜遅くまで大きな声でしゃべっているグループがいたり
荷物を運ぶためのリヤカーがなかなか空かずに
リヤカー争奪のために多くの時間を無駄にしてしまったり。
田貫湖の魅力は静かさやのんびりとした感じだと思うので
それらを総合すると、多少寒くてもいつもの時期がいいね・・と。
もう少しGWをずらして行ければ一番良いのですが
GW前後はなかなか忙しく。
まあ良い経験になりました。



その後は天気の悪さもあって
なんとなく毎日日帰りでチマチマと出かけておりました。
観光らしいと言えば秩父の羊山公園に芝桜を見に行きました。
この時期になるとTVなどでも取り上げられて気にはなっていましたが
車で行けば駐車場が混みそうだし電車は不便そうなイメージ。
でも最近はオットが参加するマラソン大会が
奥武蔵方面で行われることがあったりで多少は身近になりました。
実際電車で行っても乗り換えは2回。
本数がとても少ないことさえ気をつければそれほど遠くもありません。
飯能から秩父までの間は軽登山できる山も多く
リュックを背負った人がそれぞれの駅で下車して行きました。

西武秩父駅は駅に隣接して「仲見世」なる施設があり
おみやげ店や食堂などが並び、なかなか楽しい場所です。
秩父ではB級グルメ的な郷土料理もいくつかあり
仲見世にある食堂でわらじカツどんとみそポテトを食べました。
みそポテトはゆでたか蒸したかしたじゃがいもをてんぷらにして
甘しょっぱいみそダレをかけて食べるものですがおいしかったです。



そしていよいよ羊山公園へ。
芝桜の咲いている丘は羊山公園の奥の方にあって
実際は駅から丘まで距離があるのですが
公園付近の並木道には地元の人が出している
焼きたけのこや焼き川魚などを出している屋台があったり
(芝桜シーズンだけかも)
公園の入り口から丘までは他の花が咲いていたりと飽きません。
そしていよいよ芝桜の丘へ(入場料大人300円)
TVで見るよりは多少まだらな部分もありましたが
すり鉢状になった場所にきれいに咲いていました。
奥の方には芝桜を見渡せる位置に座る場所もたくさんあって
芝桜を眺めながらしばらく時間を過ごすこともできるようです。


その後の休みは都内や近所をブラブラと。
夜は毎晩軽く家呑みをしてかなりのんびり過ごせました。
でも9連休はちょっと長すぎるかな~。
GW明けの今日は何かホッとしてしまう専業主婦な私です。

# by kametan2005 | 2012-05-07 10:55 | レジャー

富士五湖チャレンジ

今週の日曜日はオットが富士五湖チャレンジマラソン
112キロの部に出場します。
112キロとはちょっと半端な距離ですが
スタートである北麓公園から富士五湖をすべて1周すると
112キロとなるのです。
去年オットが完走した100キロは山中湖→河口湖→西湖→精進湖は
1周するのですが本栖湖だけは本栖湖まで行ってUターン。

この富士五湖ウルトラはいろいろな意味で過酷です。
何せ朝の4時半スタートということですから
前泊は必須、それも普通の宿だとそんな時間に出れませんから
私たちは西湖にあるキャンプ場に泊まります。
スケジュールはこんな感じ・・・

土曜日お昼頃現地到着・前日受付
西湖キャンプ場にチェックイン(バンガロー)
近くにある温泉施設でお風呂に入って夕食の支度
レース前日なのでカーボローディングとして
パスタとふりかけご飯を作ります。
そして6時頃には片づけも終わらせ就寝。
夜中の1時半に起床して朝ごはんを食べ
2時半に出発、スタート会場に3時ちょい前に到着
本当はもう少しゆっくりでもいいのですが駐車場確保のため。
そして4時半スタートを見送り、そこからは私一人行動です。
その後会場である運動公園をジョギングしてキャンプ場に戻ります。
そこで少しウトウトしてチェックアウト準備。
そのキャンプ場はスタートから45キロくらいのコース上にあり
私は車を置いたままキャンプ場にてオットを応援。
そしてそのちょっと先にあるエイド場所に車で先回りをして
往路・復路を見送ってスタートと同じゴール会場に向かいます。
そこでは3時間くらい時間の余裕があるので
車の中でまったりと過ごします。
その後だいたい予定では夜の6時前後にゴールするオットを出迎え
ながーい1日が終わります。

ウルトラマラソンはとにかく距離があるので
かなりゆっくりめに走るしエイドでは軽食も用意されて
そこでは5分~15分くらいの休憩をとることもあるようです。
ただ去年のオットの経験だと
長く休んでしまうと足が動かなくなるので
とにかくゆっくりでも走り続ける方がよいのだそう。

おととし1回目の参加の時はキャンプ気分で
けっこう夕食に力を入れてしまったのですが
2回目の去年はキャンプではなくマラソン大会の前泊だと割り切り
かなり簡素な夕食にしました。
夜飯ごうで炊いたご飯でおにぎりを作って
翌日の朝食にしたりしたのですが
富士五湖の4月下旬はまだまだ寒くおにぎりが硬くなってしまいます。
なので今年はコンビニおにぎりにしようということになり
だったら前の晩もパスタを作ってあとはコンビニおにぎりでも・・
と提案したところ、前の夜は飯ごうで炊いたご飯が食べたいと。
なかなかめんどくさいのです。

今年はどうやら天気は悪いようでとても憂鬱です。
無事に走り終わってくれるといいのですが。

# by kametan2005 | 2012-04-21 00:17 | ランニング・マラソン

お花見など

あっという間に4月になりました。
去年は自粛・・・というと聞こえは良いですが
「そんな気分になれず」お花見はしませんでした。
そして今年は2年ぶりとなるいつもの新宿御苑。
ほぼ毎年新宿御苑には行っているのですが
あそこはソメイヨシノ以外の桜もけっこうあるので
シメイヨシノの時期が終わってもチラホラと楽しめる場所。
そんなことでソメイヨシノの時期は他に行って
その少し後に新宿御苑に行くというパターンが多かったのですが
ここ数年はソメイヨシノのジャストのタイミングで行くことが多く
入場までに並ぶこともしばしば。
それでもまあ列はどんどん進むし
中に入ってしまえばゴザを敷く場所には事欠かないので
やっぱり新宿御苑・・・なわけですが
ここ数年(ジャスト時期だけなのか?)酒類の持ち込みが禁止に。
おととしまでは持ち込み禁止と言っても中では販売されていたので
今年もあまり何も考えずに行ったところ
なんと入り口で手荷物検査をしているではありませんか!
私たちは家から小さなクーラーバッグを持ってきて
買ったビールを中に入れてリュックの奥に入れていたので
ビールはなんとかすり抜けることができたのですが
ハーフボトルのワインは見つかってしまい没収。
リュックの外から触られてビンのような手触りはチェックされます。
中に入って売店に行ってもアルコール類は売られておらず
アルコール類は一切禁止になったようです。
園内には見るからに大人数分の場所取りがしてあったり
おじさんばかりで集まっている人たちもいて
アルコールなしの花見が成り立つのかどうか???
まあ確かに公園側にとってアルコールが入って「良いこと」はなく
「悪いこと」ばかりだとは思うのですが
新宿御苑は入場料もとるし昼間だけの開園なのだから
まあ明るいお花見宴会ということで多めに見てくれればとは思います。
来年からはこちらも作戦を立てて出陣です(笑)。

ここ数日水泳のオリンピック選考会が行われていますが
見ていて本当に気持ち良いですね。
例え1着でも派遣標準記録に達しない場合はダメ!と潔い!
「オリンピックはメダルをとるためのものではない・・・」と
そういう一発勝負の選考会に批判的な意見もあるようですが
何よりも公正でまさにスポーツマンシップの象徴だと思います。
マラソンなどは1試合で決めてしまうとまぐれ当たりが考えられるので
メダルを取るためにはいろいろなことを考慮して
選考委員が選考するという一番いやなパターン。
マラソンなどは選手が民間企業に所属している場合も多いし
なんとなく陸連内部の個人的感情も取りざたされたりして
他の競技よりもより公正明大に決めてほしいと思うのですが。
結局オリンピック選考レースにベストタイムを出せない選手が
オリンピックなどの大きな大会で
いつもとまったく違う天候や環境で
日本ではシーズンオフと言われている夏に
良い記録が出るわけないじゃーん!と思ってしまいます。

水泳は普段の姿はまったくわかりませんが
どの選手もバツグンの体格で男女ともにりりしく
応援選手がいなくてもついつい見入ってしまいました。
高校生の有力選手がどんどん出てきて
今後もますます楽しみな競技です。

# by kametan2005 | 2012-04-09 09:28 | 気持・思考

市民ランナー

先日の東京マラソンで市民ランナーの川内さんが惨敗。
それについていろいろな情報番組で
「福岡国際マラソンでやめといた方が良かったのでは?」と。
でもそれは何か違う気がします。
川内さんが市民ランナーと呼ばれるのは
単に実業団に属したり誰かに指導を受けているかどうかではなく
走ることを楽しんで自己ベスト更新を目的としている人だからでは
ないのでしょうか。
うちのオットもそうですが(同じレベルで語るなって?笑)
一生懸命走っている人はとにかくレースに出たがります。
それは競走がどうこうということよりも
一般ランナーが42.195キロをジャマされずに走れるのは
マラソン大会だけだからです。
最初はそこ、そしてその上で少しでも良いタイムを出したいとか
順位にこだわったりということが出てきます。

今の川内さんはあまりに有名になって期待され過ぎているので
大きなレースでそれなりの順位を期待されてしまっていますが
やっぱり原点は自己ベスト更新が目標なのでは?
職業ランナーであればより大きな大会で順位を上げ
オリンピックを最高目標として出場できれば
その後の人生も大きく違ってくるでしょう。
でも川内さんは公務員ですからそういう肩書は必要なく。
どうしても出たいという他の選手と違って
「出れたらうれしい、出てみたい」くらいな感じでは?
だからオリンピック出場を基準に語るコメンテーターの言うことは
何かどこかむなしく響きます。
ただ坊主刈りになったのは、どういうことであれ
自分を応援してくれた人たちに良い記録で応えられなかったことを
お詫びしたかったのではないかと思うのです。

去年の世界陸上でたまたま選出されて出場しましたが
まったく歯がたたず大惨敗だったことは
彼の中に大きく残っているだろうし
今回も前回の福岡国際でのタイムがオリンピック出場に
ふさわしくないという思いから
もし出るならそれ相応のタイムを出してから…と思ったのでしょう。
だから今、来週のびわ湖毎日の結果次第ということであっても
彼の頭の中には今回の東京マラソンで良いタイムを出せなかったことで
自分で自分を認められないと思っているのでは?
オリンピックにはそれにふさわしい記録を持った人が出るべきだと
川内選手自身が一番感じていると思います。
現実に藤原新選手以外にも川内選手の福岡の記録よりも
良い記録の人がいたのですから。
彼も大人なのでまさか辞退ということにはならないと思いますが
もしも選出されても気持ち的には辞退したいのじゃないかな。

日本のマラソン界の現状はとても厳しいもので
日本記録であってもメダルはまったく無理。
例えオリンピックに出場してもそこでまったく記録が良くなければ
オリンピックが終わった時点でその価値はまったく薄れてしまいます。
オリンピックに出れるかもしれないということが
「市民ランナーの☆」ということではなくて
そういう処々の事情にとらわれずに大きなレースも小さなレースも
ひたすら自己ベストを狙って走り続けるということが
「市民ランナーの☆」なのではないかと思うのです。

今の日本のオリンピック枠がどうして3名なのかわかりませんが
あまり名前の知らない今回限りのオリンピック選手よりも
残る今シーズン、そして来シーズンの川内選手レースを
見たいと思ってしまうのは私だけでしょうか。
福岡国際も東京マラソンもあんな大きな大会は出してもらえるなら出る!
それが市民ランナーというものです。
これからも応援してるぞ!川内選手!!

# by kametan2005 | 2012-02-28 12:02 | 気持・思考

走っている時

年が明けて少しずつジョギングを復活させ
2月に入ってやっと週2回のペースまで戻せました。
速度的には去年には及んでいませんが。
とにかく夏場にまるまる3か月も休んでしまったことで
精神的にも肉体的にも復活を果たすのがとても大変でした。
今年の夏もセミ攻撃に負けて(別に攻撃はされないけど)
ついつい休みがちにはなると思いますが
それでも月に数回は必ず走ろうと思います。

いつも10キロを一人で走っていますが
音楽はまったく聞きません。
人一倍臆病で注意深い私は
耳から入ってくる街中の喧騒はとても大切で
かなりの部分音に頼って身の回りに注意を払っていますので
イヤホンをしながら過ごしている若者は
なんて無防備なんだろうと見ていてこちらが怖くなります。
なので走っている間、いつも何かを考えているわけで
世間様で言われるように「無心に」なんてことはありません。
ただ、ある意味無心的だなと思うのは
走っていることを考えている時間がほとんどなので
普段の生活とは違う世界にいることは間違いなく。
なんでこんなに苦しいんだろうとか
どうすればもっと楽に走れるようになるだろうとか
プロのランナーの〇〇さんはどんなフォームだったっけ?とか
姿勢が悪くなってるぞ!などなど
走りながら走ることを考えるという不思議な感じ。

あとは時々哲学的なことも考えることがあります。
私はとにかくスピードが遅いので
かなり真剣に早足でウォーキングしている人などは
抜かすのにとても時間がかかります。
それでも特にスピードを早めることなくひたすら走っていると
やっとなんとか追い抜くことができ
一度追い抜いてしまえば相手が走り始めない限り
抜かれることはありません。
でもその抜くまでの間の黙々とした自分の走りが
「このゆっくりとした1歩1歩が確実に相手をとらえていく感じは
人生のいろいろな競争において通じるものがあるなあ」と。
もうすでに競争を要しない年齢になってしまったもので
そんな教訓はまったく生かせないのですが
そういうちょっとした人生訓を走りながら見出すことが
けっこう楽しいし、走っている満足感につながることも。
でも相変わらず走ることは苦痛以外のなにものでもなく
自分に課した修行と思いながら走っている日々です。
痩せたら楽に走れるんだろうなあ。

# by kametan2005 | 2012-02-22 13:27 | 気持・思考

近況

毎年恒例のオットが勤務する会社の健保による
ウォーキングキャンペーン。
健保で1000円出すとオンラインで健保がデータ管理をしている
万歩計がもらえます。
前年の10月から翌年3月までの6か月間で
1万歩以上歩いた日が100日以上あると図書カードがもらえます。
本来は6か月間なので1か月あたり約15日ちょい。これは楽勝!
ところが今回はそのキャンペーン自体を忘れていて
慌てて万歩計をつけたのが12月下旬。
ということで残る3カ月で約70日間1万歩以上歩くことに。
1月は25日間歩いたので2~3月で約40日です。
休日などだったら1日に2万歩以上歩くことも珍しくありませんが
日数で言われるとかなりしんどいものです。
何しろ1日家にいるということが許されず
どこかしら出かけなくてはいけないのであわただしいのです。
私はただ歩くということが苦手で
ついつい買い物目的で歩きに行ってしまうので不経済です。

そして本来だったら車で行くような重いものの買い物も
車を使ったら歩数が稼げないので
35ℓのごついリュックをしょって
帰りはリュックをパンパンにして帰ってくる姿は
戦時中の買い出しの人のような・・・。

去年の前半あれほど熱心だったジョギングも
夏に長期休業してしまって以来
モチベーションが下がりっぱなしで
今年に入っても週1で走るのがやっと。
でも食べる量が減らないためにせっかく減った体重は
V字増量に転じたことに危機感を感じて
今月からはなんとか週2で走ることを自分に課しております。
走れば万歩計もかせげますし。
夏の長期休暇は本当に後悔していまして
せっかく少しずつ走ることに慣れてきた体は
体重だけではなく筋力も心肺能力も
あっという間に低下してしまい、なかなか戻りません。
年齢のせいもあるんだろうなあ。
でもタイムがどんなに遅くなってしまっても
10キロを信号以外ノンストップで走るというポリシーは崩さず。
ここを妥協してしまうのはいかんのです。
ガンバリマス。

# by kametan2005 | 2012-02-08 20:32 | 暮らし

最近のマイブーム

おととし、オットの奈良マラソンエントリーをきっかけに
なんとか奈良に興味を持とうと思って
井上靖の「天平の甍」を読んだところ、すっかりハマりました。
何に?
仏教全般と言ったところでしょうか。
天平の甍は日本の仏教がまだ制度として確立されていなかった頃
国の仕事として日本の若い僧侶が唐に渡り
唐の高名な僧侶である鑑真和上を数十年に渡る紆余曲折の末
連れ帰ってくることができたという
ある意味冒険小説な様相を呈する話でもあります。
とにかく日本と唐とを行き来する船旅がとても危険で
命をかけることが必要とされる中
ただ仏教を正しく伝えたいと思う気持ちだけで
渡日を決行した鑑真和上の人間的な魅力にとても惹かれました。
確か奈良に行く前日くらいに本を読み終えて
興奮冷めやらぬ状態で鑑真和上のお墓のある
「唐招提寺」に行くことができて大感激でした。
その際にあちこち見て回った奈良の国宝級の仏像はとても美しく
(仏像を見て美しいと思うなんて!)
去年は国立博物館で開催された空海展なども見に行き
仏教全般の本もいくつか読んだりしました。

なんでしょう?
本屋さんや新聞などで「仏教」とか「仏像」という文字を見ると
つい目を止めてしまうのであります。
前にもブログに書いたかもしれませんが
時々我が家を訪れるキリスト教系宗教の信者の方がいて
その方の話を聞くのもなかなか勉強になります。
そして最近雑誌などで特集されることの多いイスラム教。
宗教心の薄い私としてはイスラムやキリスト教など
自分たちの生活自体が宗教の規律で縛られるということに
「どうして?」という疑問がたくさんあります。
宗教とはどういう力なのか?
命よりも優先されるな宗教の教えとはどういうものなのか?
そういうところに興味がわくのですが
それらの本を読んだり各宗教の詳細を知ろうと思うと
どうしても必要なのが世界史の知識です。
日本の仏教を知る時には中国やインドの歴史を知る必要があるし
他のいろいろな宗教との歴史上の時間差なども気になります。

まあ、そんなことで去年からあれこれ本を読んでいますが
その中でかなり読みやすく興味深かったのが
五木寛之著「親鸞」であります。
私は文庫本しか読まないでの、やっと先日読んだのですが
数年前に新聞に連載されて単行本化して
すでに続編が去年の新聞に連載されていたようです。
我が家は私の実家が曹洞宗という厳しい禅宗で
永平寺に行って厳しい修行の様子などを見聞きして
曹洞宗という宗派を誇りに思っていたのですが
結婚したオットの実家の宗派は浄土真宗。
初めて仏事に列席した時に曹洞宗とあまりに違うことが多く
何より住職が普通の髪型だったり女性だったりしたことが衝撃的。
その後浄土真宗について少し知識を得ると
厳しさ第一の曹洞宗とはあまりに違うゆるさに
かなりガッカリしてしまったのです。
正直言って、宗教者は自分を律し
俗世間とは一線を画す清く厳しい生活を送っていてほしい・・と。
でも今回この「親鸞」を読んで
そのゆるさの意味を知ったり、教えの内容を知ることで
少し許せるかな・・・と。
(何様だ?って話ですが)

浄土真宗・親鸞と言えば浄土宗・法然上人を抜きにしては語れず
この本はその法然上人のことも詳しく書かれています。
母の実家が浄土宗で、大好きだった祖母は
浄土宗大本山・京都の知恩院をよく訪れ
お墓のある菩提寺は鎌倉にある安養院でありますので
私としては一番最初に触れた宗教が浄土宗。
小さな頃は仏壇に向かう祖母の「南無阿弥陀仏」をよく耳にしました。
そういう諸々の事情もあって特に浄土宗や浄土真宗に
興味があるのだと思いますが
エンターテイメントとしてもとてもおもしろい本でした。

去年他界した知り合いの方が
亡くなる直前にその教えに共感してキリスト教に信心したことが
かなり印象的で、各宗教の教えに興味を持ったこともあります。
今の私たちはどうやっても宗教とは縁が切れません。
両親の供養はもちろんだし、結局は自分もお葬式をしてもらい
実際そこにいくばくかのお金もかかるわけです。
そうであれば少しでもそこに意義を見出したいじゃないですか。
何も知らないでただお金を出してお経を読んでもらうより
お経の意味を少しでも知れば
私にとってそのお経の価値が上がるということです。
もっと言えばやっていることの意味を知ることで
供養一つ一つの思い入れも深くなるということですね。

まさか自分が仏像や宗教に興味を持つとは。
そういうことは年をとればとるほど多くなり
40歳を過ぎてそれまでほとんど聞かなかった
ジャズが大好きでそれしか聞かなくなってしまったり
食べ物も若いころ大嫌いだった食べ物が大好きになったり
走ったり登ったりするようになったり。
40歳前後が自分自身の転換期になった感はかなりあります。

# by kametan2005 | 2012-01-16 10:06 | 気持・思考

2012年の始まり


あけましておめでとうございます。

気がつけば前回の日記は10月でした。
ご無沙汰しております。
特に理由はございません。

2011年、たいそうな目標を掲げつつも
結局ほとんど達成できず情けないことであります。
ジョギングは5月末の集計では500キロを超えて
なんともやる気満々なことだったのですが
夏、やはりの「Semi」攻撃に負けて挫折。
なんと9月いっぱいまでまったく走らない日々となってしまいました。
そして10月からボチボチ走り始めたものの
前半のペースにはまったく戻らず
最終的に2011年の走行距離は660キロという結果に。
目標は1000キロでした。
おまけにサボった分だけ体重の増減にも影響は出て
1か月1キロという目標も達成できずに終わったわけです。
うーん、あのモチベーションはどこへ???
2012年走り始めもできていませんし・・・。

唯一達成感を感じたのは富士山登頂を果たしたことでしょうか。
私にとっては走るのと同じくらい縁遠い事柄だったので
「今年は富士山に登るぞ!」と年初に宣言していれば
目標を一つ達成したことになったのですが。
でも、正直富士山に登ってご来光を見たからと言って
特に人生観が変わるとかということもなく
登って下りるということに夢中でした。
「富士山登ったよ」と話すと「大変だった?」と聞かれますが
当時の日記に書いた通り、登る環境条件があまりに恵まれていたので
高山病の心配以外は他のもっと低い山とあまり変わりありませんでした。
GW大渋滞の大山登山の方が辛かったような気がします。
登山だけではありませんが
何事も自分のペースで行うことができれば
その苦労は相当減ると思います。
人の歩調に合わせるのは大変ですね。

他には・・・
某ブログサイトが運営している
「ピグライフ」というPC上のバーチャルライフにハマったことです。
オットがその会社のブログに加入しているので
オットが最初に始めて、私が手伝っているという形です。
バーチャルライフでは畑(庭)を作って
そこで作物を育てたり家畜を飼ったりしながら
与えられた課題をクリアしていくというものです。
基本的には無料で参加していられますが
決められた期間で課題をクリアしていくためには
課金によって作物を早く育てるパワー水などを買う人も多いようです。
我が家は2人でやっていることでかなりの時間を費やせるので
今の所一切お金を使わずに楽しんでいます。
でもそれぞれの作物が育つ時間などが決まっていて
収穫のために夜中起きだしてPCの前に座ることも。
秋にマラソン大会のために大阪に旅行した時などは
ホテルでPCを借りてやったりもしました(笑)。
これはすっかり今の私たちの生活の一部です。

2012年、少し緩んでしまった防災意識を引き締めつつ
少なくとも去年以上には走りたいし
軽登山も続けたいと思っています。
去年は7月~9月にオットの会社が輪番休業を実施したことで
なかなか休みが取れなくてレジャーできなかったのですが
今年も輪番休業はあるかもしれないし
7月にはオットの事業所が建て替えされた新社屋に引っ越すため
引っ越し期間1週間は業務が休みになるので
そのしわ寄せが来ることも覚悟しなくては。

オットはますますマラソンライフが充実しており
今年は去年完走した富士五湖チャレンジ100キロマラソンで
112キロというレベルに挑戦したり
クロスカントリーのフルマラソンや
野辺山で行われるアップダウンの激しい100キロウルトラにもエントリー。
すべてに同行・応援することで私の休日も費やされます。
たまには普通に温泉で旅館のご飯を満喫したいものです。

こんな感じですが年女のワタクシ
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

# by kametan2005 | 2012-01-06 23:28 | 暮らし

久しぶりハイキング

先週末はかなり久しぶりな3連休だったので
1日はどこか山登りをしたいと思っていたのですが
10月とは思えぬ気温の高さにめげてしまったことと
早起きをする気になれなかったことで
結局かなり近場のハイキングとなりました。

私の住んでいる小田急線沿線では
小田急電鉄が「自然ふれあい歩道」と銘打った
オリジナルなハイキングコースを提案してくれています。
これがなかなか秀逸で
コース自体も気軽に行けるような気楽なものだし
地図がなかなか親しみがあって見やすく
印刷物として1年に1度配られる以外に
ネットでも公開されています。

http://www.odakyu.jp/walk/index.html

今回はその中から渋沢丘陵という場所に行ってみました。
コース上に頭高山(ずっこうやま)という300mちょっとの山があり
そこをメインとして渋沢駅からまた渋沢駅までぐるっと回るコースです。
以前に多摩丘陵に行った時には街歩きに毛が生えた程度だったので
今回もジーパンにスニーカーという普通のカッコをして行きましたが
これが案外アップダウンのあるコースでびっくり。
高尾山くらいの疲労感はありました。
もともと渋沢という場所は駅を谷として
段々畑のように住宅街が広がっているので
住宅街を歩くだけですでにかなりの登り坂なのです。
眺めは良いけれど日常生活には大変そうな・・・。



7月の中旬の富士山に登って以来
ジョギングも休んでしまっていたし
山歩きはもちろん街歩きさえしない夏を過ごしていたので
身体はかなりなまってしまっていて
降りてきた時には身体の節々がギシギシでした。
これからはオットのマラソンシーズンが真っ盛りになってくるのですが
キャンプに山登りと、合間をぬって楽しみたいと思います。

# by kametan2005 | 2011-10-12 16:48 | ハイキング・登山

< 前のページ  次のページ >